長年続いた鉄骨3階建て店舗を二世帯住居へ (練馬区 KT様邸)

リフォーム基本情報 | |
住居形態 | 戸建 |
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築年数 | 50年 |
概算費用 | 3600万円 |
工期日数 | 120日間 |
リフォーム箇所 | 浴室、キッチン、トイレ、洗面、LD、LDK、和室、寝室、階段、バルコニー、給湯器、窓サッシ、玄関サッシ、玄関、外壁、スケルトン、全面改装 |
キッチン | CRASSO I型キッチンカウンター(SUSすべり台シンクエンボス/一般) |
浴室 | マンションリモデルWFシリーズ Fタイプ(1416サイズ) |
洗面 | TOTO マーブライトカウンター(750mm) 等 |
トイレ | TOTO タンクレストイレ ネオレストRH1 等 |
案件番号:1255 |
Contents
ご要望
店舗閉鎖に伴い住居として欲しい。
階毎をそれぞれの世帯として分離できるようにして欲しい。
ご提案図面
設計管理
今回は、竹内建築研究所様と協力してお仕事をさせていただきました。
施工前の模様
外部・1F
2F
3F
施工中の模様
施工中の模様は、弊社の現場レポートブログにも記載しておりますので御覧ください。
着工式
- 着工式では関連業者を含め全員でお客様のお話をお伺いし、志を一つにします。
- こういった場を設けることは非常に重要です。
- その後、お清めをし安全祈願をし工事が始まります。
アスベスト処理
- 天井裏にアスベストが。
- このように付着しています。
- 細かいところまで吹きつけされています。
- 解体中は排気を実施します。
- このように排気します。
- アスベストが付着しないように徹底的に養生処理を実施します。
解体
- アスベスト撤去後、解体を進めます。
- 一心不乱に解体していきます。
- 現場は音と埃まみれに。近隣の皆様にはご迷惑をおかけしました。
- 着実に作業は進みます。
- 雪のようなものは、解体中に発生する石膏ボードの粉末です。目には見えないんですが、写真に取るとはっきりと写ります。
- 床下スペースは、床下収納となる予定です。
まずは何をおいても解体作業です。
アスベスト撤去が終わりましたので残りの箇所を解体・撤去していきます。
給排水切り廻し
- 給排水管の処理を進めます。
- これだけ広いと楽に作業ができます。
- 貫通箇所もこの通り。
- ゴボゴボ音の強い味方、ドルゴ通気弁です。
- これでゴボゴボ音をシャットアウト!
解体後は、給排水管の処理を進めます。
青いのが給水管、赤いの給湯管、灰色の太いのが排水管となります。
下地処理(初期)
- まずは材料がどっさり届きます。
- 天井から順に落としておきます。
- 他の階も同様に。
- 給排水管との兼ね合いに気をつけながら…
- 壁の下地も出来上がります。
- ここまで来るとお部屋の感じがつかめますね。
給排水管と並行しての作業となりますが、下地作業を実施します。
この下地の上に、ベニヤ板や石膏ボードを張り付けて、その上から仕上げのクロスや塗装を実施することとなります。
窓交換
- 浴室の窓は鉄骨が錆びていたので交換しました。
- ビル用サッシなので溶接での設置となります。
- このように設置を進めます。
全体的に窓は交換となりました。
非常に築年数も有り、単板硝子での窓だったので複層ガラスに交換後はそれだけでも十分に断熱が期待できます。
断熱処理
- 壁にはグラスウール断熱材の設置を進めます。
- このように隙間がないように敷き詰めます。
- 天井も同様に敷き詰めます。
1階駐車場の天井裏には吹付けでの断熱処理を実施しました。
これで2階の駐車場上のお部屋も外気の影響を受けにくくなります。
その他の場所も、断熱材の設置を進めます。
元々断熱材は設置されていなかったのでこれで窓交換と合わせて飛躍的に断熱効果が期待できます。
下地処理
- 天井、壁、床と概ね下地処理が完了しました。
- 排水管は納まりの都合上、土間コンを一部切り欠いて実施します。
- 配管敷設後に埋め戻します。
- 徐々に下地の石膏ボードが張れてきました。
- 水まわりは耐水石膏ボードを用います。
- クローゼットはこのように。クローゼット扉待ちです。
天井、壁、床と下地処理が概ね完了しました。
これから徐々に羽柄材と呼ばれる表面にベニヤや石膏ボードを貼り付ける作業が待っています。
非常に多くの材料を用いる時期になるので現場にたくさんの材料が設置されますので、現場の整理整頓が重要です。
外部配管処理
- 道路側の配管を、見えない箇所に移動したいというご要望を頂きました。
- 下から見るとこのような配管経路。
- ベランダから見ると道路側に行っているドレンをどうにかして移動します。
枠材設置作業
- 窓枠などの枠材を設置しています。
- 扉枠も設置していきます。
- 枠を設置した後、通行が予想される箇所は養生でカバーします。
内装作業
- 徹底的にパテ処理を実施します。
- 階段室などは天井が高いので慎重に…。
- このように縦横無尽にパテ処理が走ります。
- 貼り終わるとこんなにスッキリ。
- 他のお部屋もこのようにスッキリと。
- 広いスペースが貼られると出来上がりが想像できますね。
完工
1F
2F
3F
外観
担当者から
アスベストの処理などもあり、長期間に工事が渡り、お客さま、ならびに周囲の皆様にはご迷惑をおかけしました。
幸いにも弊社から歩いて数分という立地も有り、毎週実施する定例会をじっくりと弊社打ち合わせスペースで実施し、その後、現場にて状況を確認しつつ定例会を出来たのは素晴らしいロケーションと実感しました。
リフォームは建てて終わりではありません。フルリフォームなので、新たなリフォームの箇所はないかもしれませんが、この近隣という関係性がより良い形に発展していくことを望んでやみません。(担当 山口(博))
工事中は長きに渡り、ご面倒をおかけしました。
鉄骨三階建てのフルリフォームということもあり、多岐にわたる仕様決定等ありましたが、お付き合い頂きありがとうございました。
各種サンプルなど、ご提示させて頂き少しでもお客さまのお力になれたのではないかと思っております。(担当 東福寺)
設計監理
今回は、竹内建築研究所の竹内様とコラボレーションを実施しました。
詳細は、ホームページを御覧ください。
リフォームお考えの皆様へ
リフォームの進め方
リフォームの進め方(全16ページ)リフォームをお考えの際に、そもそもリフォームはどうやって進めるのかをまとめました。
初めてリフォームをお考えの方に、是非とも読んでいただきたい資料です。
リフォーム会社の選び方
リフォーム会社の選び方(全18ページ)リフォーム会社を選ぶ際に、リフォーム会社目線で抑えておきたいポイントをまとめました。
どうやってリフォーム会社を選んでいいかわからない方に、是非とも読んでいただきたい資料です。