【Youtube】【YKKAP協賛】寒さと健康の密接な関係。寒い住まいは健康へのリスクが発生します。実は室温18度というのは重要な温度だったりもします。どのような健康リスクが有るか、どのように冷えるのを防ぐのか?

寒さと健康の密接な関係として、室温がどのように健康リスクを発生させる恐れがあるかをご説明しています。

イギリスなどでは室温18度を境に発生する健康リスクを定めていたりと、意外にも室温が低いことで健康リスクは発生するんです。

日本でも、室温低下に伴い、どのような健康リスクが発生する恐れがあるかの調査が進んできました。

それでは、どのような方法で室温の低下を防げばいいのか?

動画の中でご説明しておりますので是非とも御覧ください。

動画目次

資料解説

お住まいの悩み

住まいの悩みランキングとしては、TOP3が、一位が暑い、二位が寒い、三位が結露となっています。

暑いが29.6%、寒いが22.6%、結露が15%となっています。

なお、結露については、別の動画でも解説しておりますので是非とも御覧ください。

あわせて両親の不満・不便なだと思うところも、部屋が寒い、お風呂が寒い、隙間風が寒いという、暑さ・寒さに関する不便・不満だと思うところが非常に多いことがわかります。

家は窓から寒くなり、窓から熱くなる

窓から、住まいの熱の52%もの量が逃げていっています。

窓よりも、壁のほうが面積が非常に大きいものの、外壁は19%となっているので、いかに窓から熱が逃げていっているかはわかるかと思います。

また、お住いで過ごしていると、足先が冷たくなることもあるかと思いますが、接している箇所となるので冷たく感じますが、熱が逃げていっている量としては床は9%にしか過ぎません。

窓が冷える仕組みや、結露が発生する理由については、別の動画でもお話しておりますので是非とも御覧ください。

イギリスが考える適切な冬の室温

イギリスでは、保健省がガイダンスを出しており、冬季の室温を常に18度以上になるように推奨しています。

年齢帯別で考える適切な日中の室温

日中の室温は、「65歳以上や既往病がある人」も、「65歳未満で健康な人」も室温は18度以上であるべきとしています。

ただし、「65歳未満で健康な人」については、「暑いかもしれないので18度以下でも良いと思うかもしれません。」という注釈がつけられています。

イギリスはセントラルヒーティングという暖房方式が多く、部屋毎に暖めるというよりかは、家全体を均一に暖める仕組みにより、こういった室温を一定以上という概念があるのかもしれません。

年齢帯別で考える適切な夜間の室温

夜間も、日中と合わせて、室温が18度以上となることを推奨しています。

ただし、「65歳未満で健康な人」については、「十分な寝具、衣類、保温用の毛布、暖房器具があれば18度はそれほど重要ではないかもしれません」という注釈がついています。

乳幼児で考える適切な室温

乳幼児が眠る部屋についても「乳幼児突然死症候群を減らすための推奨事項」として記載されています。

乳幼児が眠る部屋については、18度以上ではなく、16度~20度が推奨されています。

室温が低くなることで発生する健康リスク

室温が低い場合はどのような健康リスクが発生する恐れがあるのか、同じようなガイダンスが発行されています。

室温が低くなることで発生する健康リスク(抜粋)

18度は、床からの冷気を懸念しているのか、座り仕事をする人の健康に対するリスクを抑えるが、適切な衣服を着用するように求めています。

そして18度以下になると、様々な健康リスクが発生するとしています。

笑い話で、家の中で呼吸をしたら息が白いなんていうのもありますが、それは「集団レベルで死亡リスクの増加が観察される平均外気温」となるかもしれません。

日本で考える「省エネ住宅と健康の関係」

イギリスの状況についてお話しましたが、日本ではイギリスを踏襲して18度という温度を目安にしているのは各種団体等で見かけますが、政府として明確な指針としては出していません。

そこで、日本ではどうなのか、ということで、日本でも同様の調査などが各種団体や大学などでも進んでいます。

住まいを管轄する国土交通省、健康を管轄する厚生労働省などが協力して、日本サステナブル建築協会がとりまとめを行っています。

室温が血圧に与える影響

まずは血圧についてですが、室温が下がれば下がるほど、血圧が高くなる傾向があります。

血圧が高くなるということは、もちろん健康にとって好ましくない状況となります。

逆に、室温が上がっていくと、血圧が下がる傾向があります。

睡眠、食生活などだけではなく、住む環境も健康に影響を与える要素となっています。

室温が健康診断(心電図、コレステロール値)に与える影響

室温が影響を与えるのは血圧だけではありません。

「心電図の異常所見のある人」、「総コレステロール値が基準範囲を超える人」がそれぞれ、居間が寒冷(18度未満)だと非常に多くなることがわかっています。

たかが18度ですが、18度を境にして、健康診断に置いて問題とされる傾向が高いです。

室温が入力事故リスク(熱め入浴)へ与える影響

寒冷(18度以下)だと、熱めのお湯(42度以上)で入浴することが1.8倍にも増加します。

寒いので温まりたくなり熱めのお湯で入浴することで、さらに温度差が発生することとなり、身体に負担をかけることとなります。

家は窓から寒くなり、窓から暑くなる(再掲)

室温が低くなると、健康のリスクが発生します。

それでは、お住いのどこから冷えていくかというと、窓から冷えていきます。

窓サッシの種類について

それでは、窓を冷えなくするにはどうすればいいかというと、性能が良い窓をご利用いただけると改善ができます。

10年、20年お住まいの方は、すぐに冷えてしまうアルミ製の枠であり、すぐに窓が冷えていってしまう可能性があります。

また、ガラスついても、一般的な複層ガラスのままの可能性も高いです。

そういった窓ガラスだと、すぐに結露が発生してしまうなんていうことも多いと思います。

現状の窓としては、樹脂製や、アルミ樹脂複合製(外側がアルミ、内側が樹脂)の枠を利用し、ガラス自体も二枚のガラスの間に特殊なフィルムを用いて性能をあげているものもあります。

性能を上げることで熱が入りづらく、出づらくすることが可能となるので、住まいが冷えづらく、暑くなりづらいお住まいとできます。

最近リフォームをした方は、樹脂製や、アルミ樹脂複合製の枠を利用した性能が良い窓となっているかと思います。

朝起きたときに、窓枠やガラスがびっしょり濡れている方は、アルミ製の枠や、一般的なガラスを利用している可能性が高いです。

世界における樹脂窓の普及率(2016年3月版)

それでは、樹脂製の窓がどれだけ利用されているのでしょうか?

日本では1975年から樹脂製の窓が利用されていますが、世界では1954年から利用されており、その注目度の違いがわかると思います。

日本では15%しか樹脂窓が利用されていませんが、そもそもの寒冷地である北海道では90%以上利用されています。

日本ではアルミ製の窓が大量に製造されていて安価だったり、樹脂製の窓がそこまで製造されていないので比較的高価だったりなども背景にあるのではと思っています。

そして、アメリカでは全米50州の内、24州ではアルミサッシが不可となっています。

世界における樹脂窓の普及率(2019年版)

2016年から3年経過すると、樹脂窓の利用が15%から20%へ増加しました。

2016年では集計されていなかった、アルミ樹脂複合窓についても集計されており、60%の利用となっています。

アルミ製については、一般の住まいではなく、非住宅(テナントや社屋等)についての出荷が入っているので残っているのかなと思います。

イギリスについては樹脂窓が76%もの割合で利用されています。

世界が進んでいるのか、日本が遅れているのかわかりませんが、未だに日本での利用が遅れている状況です。

日本もトップランナー制度などで、こういったより好ましい材質の利用を進める準備が定められています。

みなさんも是非リフォームをするときは、樹脂窓や、アルミ樹脂複合窓などの利用をおすすめします。

まとめ

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