【Youtube】【YKKAP協賛】カビと結露はなぜ起こる?なぜ冬場は結露が発生するのか、なぜ窓辺に結露が多いのか、その対策は何が効果的なのか。実際の温度を用いてご説明します。快適な生活を!

カビと結露の発生の大きな原因である、湿度と温度の関係から、いかにカビと結露が発生しないようにするために、温度の観点からお話しています。

冬場の結露がひどい場合の原因追求、そしてリフォームをお考えのみなさんには是非ともご覧いただければと思います。

目次

資料解説

住まいの結露はなぜ発生するのか?

結露が起きるのは、「湿気が多い」のと、「温度が低い」の2つがあると、結露は発生します。

湿気が多いについては、換気をしていない部屋や、人の呼吸にも水蒸気が含まれていたり、石油ストーブやガスファンヒーターを使用しても、水蒸気が増えていったりもします。

温度が低いについては、外の空気と触れて直接冷える窓際や、お部屋の温かい空気が触れない押入れの奥などは温度が低くなります。

結露はどれぐらいの温度で発生するのか?

空気の中で温度によって水蒸気として存在できる量が決まっています。

温度が高ければ高いほど、多くの水分が水蒸気として存在できますが、温度が下がっていくと水蒸気として存在できる量が減っていってしまって、最終的には水蒸気として存在できなくなり、結露として発生してしまいます。

湿り空気線図という、室温と湿度から、水蒸気の含有量がわかり、それが冷えていくとどの温度で結露が発生するかわかります。

室温が25度で湿度が34%とすると、その交差する赤い点から左へまっすぐ推移していくとわかるように、7度で100%の湿度にぶつかるので、その時点で結露が発生します。

屋内から屋外への温度イメージ

室温が25度、湿度が34%を想定すると、お部屋は窓際に行けば行くほど寒くなります。

先程の、湿り空気線図からもわかるように、空気がガラスや窓枠により冷やされて7度に達してしまうと結露が発生します。

断熱で健康リスクと低減させる

湿度が発生するとどのような影響があるか、写真のように窓際に結露が発生することもあるかと思います。

こういった結露が発生してくると、湿度によりアレルギーや健康被害があったりもします。

湿度はありぎても、なさすぎてもよくないものとなっています。

アレルギーや、湿度がなさすぎても、ありすぎても良くないといわれています。

喉風邪については、乾燥しすぎると良くありません。

ダニの場合は、水分がない状況だと発生しませんが、湿度が増えてくるとそれに比例して発生されるといわれています。

湿度が多すぎても少なすぎても良くないため、理想的な湿度は40%~60%と言われています。

結露と健康リスク

結露を放っておくと、ダニやカビの温床となり、人体にも悪影響を与えます。

熱はどこから入り、どこから抜けていくのか?

皆様のお住いで、どこから熱が逃げていく、冷えていくというと、実は窓から52%が逃げていっています。

お住まいの暖めた熱は、半分が窓(52%)から逃げていっており、外壁(19%)、換気(15%)などなっており、一番影響が高いのは窓です。

ちなみに、暑い時も、窓から74%もの熱が入ってきています。

窓をなんとかすれば、熱は逃げていかないし、熱は入ってこないお住まいになります。

窓リフォームの大切なポイント

それでは、窓をどうすればいいのでしょうか?

築10年以上経過している方は、北海道などを除き、窓枠がアルミ製の場合が多いかと思います。

最近は、窓枠を樹脂を用いて作成するものが多く出荷されて始めています。

樹脂はアルミの1000倍熱を伝えにくいため、アルミの枠ではなく、樹脂の枠を用いることで冷えづらく、結露が発生しづらくなります。

アルミのコップはすぐに冷えてしまいすぐに結露がつきますが、樹脂製のコップについてはすぐには冷えないので結露がつきづらい形なっています。

窓を構成するガラスについても、一枚のガラスではなく、二枚のガラスを利用することで、ガラスの間に空気層を設けて、より熱が伝えづらくなっています。

築20年以上の方は単板ガラス(一枚のガラス)の可能性もありますが、ほとんどの方のお住まいは複層ガラス(二枚のガラス)となっているかと思います。

窓枠とガラスを改善することで、すぐに冷えない、またはすぐに熱くならない窓とすることができます。

アルミと樹脂の差異イメージ(YKKAP新宿ショールーム)

実際にはどれだけの温度が変わってくるのか、YKKAP新宿ショールームにて調査をしていました。

「アルミ製の枠+複層ガラス」と、「樹脂製の枠+Low-Eガラス」の構成を比較しました。

Low-Eガラスとは、複層ガラスなのですが、ガラスの間に特殊なフィルムを用いることでより性能が良いガラスとなっています。

試験環境は冒頭の湿り空気線図でお話した場合と同様に、室温26度、湿度が33.8%、外気が4度となっていますので、7度まで下がると結露が発生する環境です。

本来であれば、7度まで下がる状況をお見せしたかったのですが、試験環境の影響でそこまで温度は下がっていません。

「アルミ製の枠+複層ガラス」 「樹脂製の枠+Low-Eガラス」
フレームの温度 15.9度 20.2度
ガラスの温度 18.4度 21.8度

 

このような結果となり、両者を比較すると、フレームは4度、ガラスは3度の変化があります。

やはり、「樹脂製の枠+Low-Eガラス」の方がお部屋を冷やしにくい形となっています。

まとめ

結露が発生すると、お住いや健康にとって好ましく、好ましい湿度は40%~60%となります。

結露は、湿度が高いか、温度が低いと発生するため、結露の発生を抑止するには温度を低くしないことが挙げられます。

お住まいの中で、温度が低くなりやすい、すぐ冷えてしまうところは窓になります。

結露を発生させない(お住まいにダメージも与えず、健康にもリスクがない)ためには、すぐに冷えてしまう窓が冷えないようにすることとなります。

冷えないようにする窓とは、「アルミ製の枠+複層ガラス」ではなく、「樹脂製の枠+Low-Eガラス」などを用いることで、冷えづらい窓となり、結露の発生が抑止できるようになります。

窓のリフォームなどが出来ない場合は、換気をして、室内の湿度を低くすることや、結果として室温が温度が下がることで結露は発生しづらくなります。

リフォームをお考えの方は、是非ともこういった観点から窓のリフォームも忘れずにお考え下さい。

その際は、樹脂製の窓や、樹脂とアルミを使った複合窓などを利用し、より住みやすい窓をお考え下さい。

今回は冬の目線でお話しましたが、こういった窓を利用することで、冬は冷えづらく、加えて夏は暑くなりづらい、快適なお住いにすることができます。

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