Walk in homeを利用した場合の、最適なファイル共有方法の考察

安心計画社のWalk in homeというCADソフトを利用しています。

山口建設の全社員のデータを、担当者横断的に操作が出来るように会社で統一して管理しようと考えて、構成を色々と考えていました。

その試行錯誤の歴史をまとめてみました。

Walk in homeを利用して、会社全体で管理をしようとしている場合は参考になる、はず、です。

共有フォルダへの格納

同一NW上に、社員boxと銘打った、Synology社製のNASが存在します。

社内に16台程度のPCがありますが、CADをインストールしたPCからは、CADの物件データがある物件フォルダに関しては、そのNASのフォルダを指定しました。

なお、NASは、各PCにおいて、IPアドレス指定を、任意のドライブにマウントしてあるため、Walk in homeからはドライブとして物件フォルダに設定してあります。

このネックは、NASへの読み込み時/書き込み時、やはりPCローカルと比べると速度が非常に遅延するということでした。

ファイル同期サービスの導入

NASへの読み込みが遅いなら、それをなくせばいいじゃないか、ということで、それぞれのPCローカルへの保存・運用としました。

ただし、会社全体として管理をするために、1つのフォルダに全員のファイルが格納されたままの状態で、別途、Synology社のNASにあるCloud Station Driveを利用してファイル同期を実施しました。

これで、A端末で変更されたファイルは、同期され、NAS側でも変更後、さらにその後、全ての端末でも同様の変更が同期されます。

確かに、処理スピードは早くなりましたが、同期のタイミングと、Walk in homeのファイル書き出しのタイミングがずれることがあり、ファイルの不整合が発生するようになりました。

A端末で000001が作成後、同期がされる前に、B端末で000001が作成され、両者とも同期がされるとコンクリフトが起こり、ファイルの不整合が発生していました。

いくつかの物件データが消えてしまい、社内の混乱を呼びました…。

端末ごとに分ける、けど、同期はする。

複数端末において、同一フォルダを同期するのは不可能と判断し、フォルダをぞれぞれ別個に設けることにしました。

他の担当者が作成した物件を操作するには、物件フォルダの変更が必要となりますが、それほど手間ではないので、問題ないものと判断しました。

移行時の注意点

  • Webパックは平面図しか移行されないのでプレゼンデータを含める場合は、バックアップの実施が必要
  • バックアップの挙動は非常におかしいので出力されるlzh数と物件数の突合が必要

これで図面を書くときのストレスは非常に軽減されたはずです。

皆さんにお出しする図面は、お、処理が早くなって書きやすくなったんだって?といってくれれば、担当者はニンマリするはずです、たぶん。

 

会社におけるIT環境は、空気と同じだと思っています。

重要だけど、あって当たり前。

利便性の積み上げを続けても、出来て当たり前の雰囲気がありますが、そこはシステム魂として、積み上げを続けたいと思います。

 

山口建設では、業務効率化を進め、お客様満足のための対応がより充実すればと願ってやみません。

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