70年前の我が故郷の姿

戦地から本土に送った手紙の送り先には

我が妻の文字が

国のため 家族のため 赤紙の召集令状で戦地に出向き

日々 思うは国に残した 父 母 妻 そして子どもたちの

姿が浮かんでる

 

シベリアからもようやく ダモイ「帰国」の言葉が
そして 引揚船で日本に

しかし 船中の船底では体一つで引き上げる人々
食料不足 栄養失調 病気 すべてを背負いながらの長い船旅
夢にまで見た 日本への引き上げ

まさか 敗戦国として 日本に引き揚げるなど考えていなかったでしょう
子どもたちは まだ見ぬ故郷にどんな思いをしたのでしょう
 胸に抱いた我が子と海を見つめる母親

しかし その姿は 故郷を目の前にして 息を引き取った我が子の死体を抱く姿

海へ流す我が子と最後の時間

惜しむように我が子を見つめ 何を語るのでしょう
帰国後、兵隊の周りで佇む 子供

彼らの食料欲しさに 黙って佇む子供

兵士たちも 食糧不足で 子どもたちの分けることが出来ない
この船で父が帰国していないか探す母と息子
まさしく 日本中が避難民となり戦後の混乱が続く

戦後の価値感が すべて変わり 日本人すべてが

避難民として 混乱の中 戦後の時を過ごした。

戦後 70年 あまりにも時の流れが早く 70年前の

我々の祖父 祖母 父 母の苦労の姿を蘇るために

この展示室は一度足を 運んでください。

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