私、最近 ガンの手術をしたばかりです。

リフォームのご相談を受けて、訪問した住宅。

築、30年以上の建物に住む高齢のご両親さまを心配されて将来の同居を考えての娘さんからの相談です。6畳ほどの小さな茶の間で80代のご両親と初めてお会いしました。

当然、高齢ですので足腰等をリハビリをうけてますがこちらのほうをやさしく見つめて、「よろしく御願いいたします」との言葉が、、

色々なお宅を訪問してますが、リフォームする時期、年齢などがありますが高齢のお客様では体の問題、心の問題などを考えると思わず、無理をしないほうがいいのではないですかと考えます。

やはり、リフォームの時期は年齢とタイミングがありますね。そんな私の思いを解ったのでしょうか。

「社長さん、私、最近ガンの手術をしたのすよ、年齢が年齢ですのでお医者様が手術は体力的に無理ですので薬で頑張りましょうといわれましたが、私、6時間の手術に挑戦したのですよ。」

穏やかにしっかりとこちらをやさしく見つめながらのおばあちゃんの言葉。「手術が終わって帰宅したら築年数30年の住まいを手術して安心して子供達と住みたいと思ったのよ。それが私の生きがいなのよ。」

心の中におばあちゃんの言葉が突き刺さりました。建物は段差が有り、お風呂も狭くタイル張りで寒く、小さな台所が茶の間の廊下を挟んであります。ガラス窓から時々風が入ってきました。

「これをきれいにしてもらって子供達、孫達と仲良く暮らしたいのよ。」

思わず姿勢を正しておばあちゃんの言葉をしっかりと受け止めました。完成したときにおばあちゃんに「社長さん、家の手術も無事成功して有り難う」の感謝の言葉を心に浮かべて、

 

       頑張ります、長年のご家族の歴史を見つめてきた住まいに

               心を込めて手術をさせていただきます。

 

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